伊藤 明子(いとう あきこ)
お客様へのメッセージ
整体院 ヘレマウ 院長の伊藤 明子と申します。
私自身とヘレマウ誕生についてお話させてください。
実は自分自身が子供のころから肩こりが酷くて小学校から帰るとよく祖母に肩を揉んでもらっていました。
まったく逆ですよね?孫がおばあちゃんの肩を揉むのが普通だと思います。
正直言いまして祖母の肩もみはあまり上手ではありませんでした。
でも母の肩もみは気持ちがよかったのです!出来れば母に毎日揉んでもらいたかった(笑)
子供心に何故気持ちよさにこれだけ差があるのだろうか不思議でした。そしてあるとき気づいたのです.
祖母は肩こり知らずだったのに対して母は肩こりだったので、共感が出来ていたのだと!
だったら私にはマッサージの素質があるのかもしれない!
全く持って単純です。
ところが母の肩を揉んでみて指が痛くてたまらなかった…
途端に子供だった私の夢はしぼんでいきました。
それから結婚して子育てが一段落するまではごくごく平凡な人生でした。
施術家への道
ある日もう一度働こう…いえ働いて稼ぐ必要が生じました。
始めは飲食店でパートでもしようと思ったのですが、土日は全部勤務で子供が熱を出しても当日は仕事を休めないと伺い断念しました。
途方に暮れている時に以前誘ってくれたエステティシャンへの道を思い立ち早速応募!
完全歩合制だったのではじめは大変でしたけれど、居心地がよく10年もエステティシャンを続けることが出来ました。
でも強いて言うならば一つだけ不満がありました。
ご予約のお客様が他の後から入った予定の為にキャンセルをする事があります。
お子さんの体調不良...承知いたしました!
歯医者の予約がそこしか開いてなかった...歯は大切ですもの優先してください!
整体に行こうと思って...え、何でですか?
エステより整体が優先ってちょっと納得がいかなかったのです。
それからというものお客様には肩もみサービスをさせていただきました。
「上手ね、通っている整体の先生より気持ち良いわ!」
うれしかった!でもやっぱり優先順位は整体には勝てませんでした。
そうか自分が整体を出来るようになれば良いのだ!
相変わらず単純でお恥ずかしい限りですが、大手整体チェーンサロンに入って勉強しながらお給料を頂くようになりました。
入店時の暗いお顔がぱぁっと明るくなって声高にありがとうと言ってくださる患者様のご厚意に感動しました!
これだ!私が求めていたのはこういう事だったんだ!定年までここで働くぞ!
ヘレマウ開業へ
私は単純な上になんて罪深いのでしょうか...
私はサロンを退職して2018年に完全独立しました。
特に仕事が嫌だったわけではないのです。
私は進化したかったのです。常に新しい知識や技術が欲しくて会社に何度も抗議しました。
会社が出した答えは「9年のベテランを教えられる人材はここにはいません」でした。
私は外部の技術セミナーに通うようになりました。本当に目から鱗が落ちる体験を沢山して勤務先でもその技術を反映させたかった。
でもそれは会社的にタブーだったのです。
整体チェーン店では独自の理論を展開しているところが多く、それに基づいての施術が必須のお約束だったのです。
「そんなに習った技術を使いたいなら自分のサロンでやりなさいよ」
多分上司はあきれて言い捨てたのだと思います。
そうか自分のサロンを作ろう!
私の単純な性格は生まれ変わるまで直らないかもしれません...
思い立った翌月にはマンションの契約を済ませていました。翌々月には営業開始です!
「好きな施術しても良いからしばらく残ってよ!」
当時の店長のご好意に甘えて2年間は職場と自分のサロンという2足の草鞋を履きました。
2年間休日がない生活が続いて疲弊したころに同業の副業が本社に露見してしまい、ついに完全独立を果たしました。
私の人生は転がる石です。石と言っても意思がある石です。
転がって転がって角が取れて...今にダイヤモンドになってやる!
というのは冗談ですが、サロン名のヘレマウ、タヒチ語で真実の愛という意味を持ちます。
この名に恥じないようにお通いくださる皆様に愛をかけて参ります!
よろしくお願いいたします!
最期まで読んで下さりありがとうございました。